ピルの生理痛を抑える効果について

NO IMAGE

ピルの生理痛を抑える効果について

一般的に、ピルというと、避妊するための薬のイメージがあります。

しかし、上手に使用すれば、女性にとって大変メリットの多い薬です。

ピルは、生理不順の治療にとても効果があると言われています。

ピルには、卵胞ホルモンと黄体ホルモンの2種類の女性ホルモンが含まれています。

通常、黄体ホルモンが増えるのは、排卵後です。

そして、脳の視床下部に黄体ホルモンの情報が伝えられると、排卵が起こらないという仕組みになっています。

ピルを飲むことによって、自然な状態の時と比べて、女性ホルモンの量の変動が少なくなります。

そのため、血液中のホルモンの量が安定した状態が続くのです。

その結果、自律神経の乱れや、月経の前に起こる月経前症候群(PMS)が緩和されます。

他にも、子宮内膜の厚みが関係して起こる生理痛の場合にも効果的です。

ピルの使用によって、子宮内膜の厚みが減るので、出血量も減少します。

結果的に生理痛が軽くなるのです。

ピルの効果で生理痛はおさまる?

女性には生理痛がひどい人というのがいます。

症状がひどい人だと、日常生活にも支障が出て、月経時は外出できなくなるケースも多いです。

生理痛には、2つの種類があります。

1つ目は、機能性月経困難症です。機能性月経困難症とは、原因が特定できない場合の生理痛です。月経時に下腹痛や腰痛や頭痛などの症状が現れます。

2つ目の器質性月経困難症は、子宮内膜症や子宮筋腫などが原因とされる生理痛です。

機能性月経困難症は、初経後3年以内に発症することが多いとされています。

痛みは、月経開始より3日間ぐらい続きます。

この緩和にも、ピルが効果的です。

生理が始まると、プロスタグランジンと呼ばれる物質が分泌されます。プロスタグランジンが子宮を収縮させて子宮内膜を剥がし子宮から排出させようと働きかけるのです。

ピルによって、このプロスタグランジンの働きが抑えられます。

プロスタグランジンの働きを抑えることによって、生理痛の痛みを緩和できるのです。